工場のまわりを歩いて、絵に使う「錆び」を探した。「美しい錆び」が結構見つかった。Photoshop で少し加工してみた。
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2019年9月29日日曜日
2019年9月27日金曜日
2019年9月25日水曜日
2019年9月23日月曜日
絵のエスキースの方法
Esquis
スケッチ的な絵ではともかく、タブローを描くときは、エスキースでの準備が要るが、やり方は人それぞれだと思う。イラストレーションの「スタディスケッチ」は、絵画のエスキースと共通しているので、今もそれを応用している。イラストレーションではこんな感じでやっていた。
スケッチ的な絵ではともかく、タブローを描くときは、エスキースでの準備が要るが、やり方は人それぞれだと思う。イラストレーションの「スタディスケッチ」は、絵画のエスキースと共通しているので、今もそれを応用している。イラストレーションではこんな感じでやっていた。
絵を組み立てる鉛筆スタディスケッチ。(カラーペーパーに鉛筆、20cm × 15cm)
いろいろなビューを試してみる白黒スタディスケッチ。(水彩、ハガキサイズ)
彩色スタディスケッチでカラースキームを考える。(アクリル、23cm × 12cm)
(「リゾートホテルに着いたスポーツカーを描け」という課題。想像力+構成力+資料集め、が要る。)
2019年9月21日土曜日
イラストレーションの勉強の頃
Learning illustration
イラストレーションのクラスで教わったことがとても面白くて勉強になった。実践的な課題が多く、例えば、「高級リゾートホテルにスポーツカーで到着した宿泊客」とか「宇宙ステーションから飛び立つ惑星探査機」などといった、未来感やラグジュアリー感をテーマにしたものが多い、絵画的なテクニックは当然だが、想像力が求められた。
ファイナルを描く前の段階で、ハガキサイズの鉛筆の白黒スタディスケッチと彩色スタディスケッチが課される。この3段階で絵を練るプロセスは、絵画でも役に立つので、今も活用している。
イラストレーションのクラスで教わったことがとても面白くて勉強になった。実践的な課題が多く、例えば、「高級リゾートホテルにスポーツカーで到着した宿泊客」とか「宇宙ステーションから飛び立つ惑星探査機」などといった、未来感やラグジュアリー感をテーマにしたものが多い、絵画的なテクニックは当然だが、想像力が求められた。
ファイナルを描く前の段階で、ハガキサイズの鉛筆の白黒スタディスケッチと彩色スタディスケッチが課される。この3段階で絵を練るプロセスは、絵画でも役に立つので、今も活用している。
白黒スタディ。右側の縦線はここで切りなさいという先生のチェック。
シンメトリー性を避けて、変化のある構図が重視された。それで下のように。
シンメトリー性を避けて、変化のある構図が重視された。それで下のように。
カラースタディ。ダイナミックさが足らないと言われ、最終は下のように大幅変更。
ファイナル。車の向きを逆にしつつ、パースのきつくなるようビューに変えた。
アクリル。56cm × 38cm
2019年9月19日木曜日
タランティーノ流の無駄なおしゃべり 「イングロリアス・バスターズ」
「Inglorious Basters」
この間タランティーノが来日した時、 TV のインタビューを受けていたが、とどまることなく喋り続ける冗舌な人だ。彼の映画も冗舌で、ストーリーにあまり関係ないセリフを延々と俳優に喋らせる。それは無意味に見えて、実はよく計算されている。タランティーノ作品の中で「イングロリアス・バスターズ」が No.1 だと思うが、ここでも「無駄なおしゃべり」が効果抜群で、タランティーノ流映画術が冴えている。
ドイツ占領下のフランスで、ナチの将校がフランス人の家に突然やってくる。将校がにこやかな顔で世間話を延々としゃべり続ける。「ネズミとリスは同じ齧歯類に属していて、シッポの形が違うだけで、ほとんど同じですよね。でもネズミは嫌われ、リスは愛される。」と微妙なことも言ったりする。聞いている主人の顔はこわばっているので、観客はこれから何かが起こることを予感するが、それが何なのかは知らされない。このシーケンスの 20 分間くらいの間、将校のおしゃべりのおかげで、観客はずっと緊張感を持続させられる。最後に将校が「話は以上です。おじゃましました。」と立ち上がった瞬間・・・
この間タランティーノが来日した時、 TV のインタビューを受けていたが、とどまることなく喋り続ける冗舌な人だ。彼の映画も冗舌で、ストーリーにあまり関係ないセリフを延々と俳優に喋らせる。それは無意味に見えて、実はよく計算されている。タランティーノ作品の中で「イングロリアス・バスターズ」が No.1 だと思うが、ここでも「無駄なおしゃべり」が効果抜群で、タランティーノ流映画術が冴えている。
2019年9月17日火曜日
自分に「合う」靴
「In her Shoes」
シンデレラ物語で、村じゅうの娘にガラスの靴を履かせて、ぴったり合う娘を探し出すが、一つの靴に合うのが何十人のうちの一人だけしかいないということに不自然さを感じてしまう。
タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」で、シンデレラと同じようなシーンが出てきた。女スパイが事件現場に残した片方の靴を、疑わしい女に履かせてみるとぴったり合い、ナチ将校はその場で彼女を殺してしまう。靴が指紋と同じように物的証拠になっているわけで、一つの靴に合うのは一人だけ、ということが前提になっているのが分かる。
「イン・ハー・シューズ」という映画は、題名の通り靴がキーになっていて、草履や下駄の文化が根底にある我々にはわかりにくい西洋における「靴」の概念が理解できる。二人の姉妹が「自分探し」をした結果、最後に自分に「合った」靴を履くことができるという話で、靴と人間の1対1の関係を描いている。ここでは物理的サイズが「合う」を越えた、人間のアイデンティティに「合う」という、靴が象徴的な意味になっている。
弁護士の姉は高級シューズをコレクションしている。しかしファッショナブルな生活とは無縁な彼女は、それらの靴を履くことは一度もない。それをちゃらんぽらんな性格の妹が勝手に借りて履いたりしている。やがて二人は新しい自分らしさを見つけようと苦闘し、最後に姉は幸せな結婚が決まり、コレクションしていた靴に初めて足を入れてみるとぴったり合う。妹も祖母の介護の仕事に就き、真面目な生活を始める。すると祖母が若い頃履いていた靴をもらって足を入れてみるとこれもぴったり合ったのだ。
「イン・ハー・シューズ」という映画は、題名の通り靴がキーになっていて、草履や下駄の文化が根底にある我々にはわかりにくい西洋における「靴」の概念が理解できる。二人の姉妹が「自分探し」をした結果、最後に自分に「合った」靴を履くことができるという話で、靴と人間の1対1の関係を描いている。ここでは物理的サイズが「合う」を越えた、人間のアイデンティティに「合う」という、靴が象徴的な意味になっている。
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