この写真の教会は、モネの連作「ルーアン大聖堂」のモチーフだが、絵でも縦方向の線が垂直に描かれていて、やはり「あおり補正」している。遠近法的に言うと、3点透視に見えている建物をを2点透視で描いていることになる。モネに限らず建築の絵に3点透視は全く使われない。ニューヨークのビルを描いたヒュー・フェリスの場合も、モネよりさらに高い超高層ビルなのにやはり2点透視だ。
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2018年11月4日日曜日
建築の絵、二点透視と三点透視
Two-point perspective and Three-point perspective
建築を普通に撮ると「あおり」になるので建築写真では必ず「あおり補正」をする。Photoshop を使うと簡単にできる。
この写真の教会は、モネの連作「ルーアン大聖堂」のモチーフだが、絵でも縦方向の線が垂直に描かれていて、やはり「あおり補正」している。遠近法的に言うと、3点透視に見えている建物をを2点透視で描いていることになる。モネに限らず建築の絵に3点透視は全く使われない。ニューヨークのビルを描いたヒュー・フェリスの場合も、モネよりさらに高い超高層ビルなのにやはり2点透視だ。
なぜ2点透視のほうが自然に見えるか不思議だ。人間の網膜にも写真と同じように写っているはずだが、建築とは垂直なものだという概念に合わせて頭の中で補正して見ているのかもしれない。逆に3点透視を使った建築の絵を探したら、幻想画家エリック・デマジェールの空想建築の絵があった。非日常的なイリュージョンを描くために使っていて、3点透視の効果が分かり、なるほどと思う。
この写真の教会は、モネの連作「ルーアン大聖堂」のモチーフだが、絵でも縦方向の線が垂直に描かれていて、やはり「あおり補正」している。遠近法的に言うと、3点透視に見えている建物をを2点透視で描いていることになる。モネに限らず建築の絵に3点透視は全く使われない。ニューヨークのビルを描いたヒュー・フェリスの場合も、モネよりさらに高い超高層ビルなのにやはり2点透視だ。
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