カイユボットは遠近法に忠実だったようで、他の絵からもそれがうかがえる。下左の絵は地平線がシルクハットの男の目を通っていて、他の人たちも遠いので小さく描かれてはいるが目の位置は全員そろって地平線上に乗っている。
ラベル
- 絵画 (555)
- 映画 (270)
- デザイン (116)
- 建築 (67)
- 写真 (53)
- 芸術 (32)
- 本 (30)
- 本、 (20)
- 絵画、 (20)
- 自動車 (14)
- テクノロジー (7)
- 美術 (7)
- 映像 (4)
- 映画、絵画 (4)
- 音楽 (4)
- 文化、 (3)
- 彫刻 (2)
- 映画、テクノロジー (2)
- 絵画、テクノロジー (2)
- 絵画、映画 (2)
- アニメーション (1)
- デザイン、建築、美術 (1)
- 台湾、歴史、映画 (1)
- 小説、映画 (1)
- 本、映画 (1)
- 絵画、デザイン (1)
- 絵画、建築 (1)
- 絵画、建築、文化 (1)
- 絵画、映画、 (1)
- 絵画、本 (1)
- 自動車、絵画 (1)
2018年11月14日水曜日
何階から撮った写真? アイ・レベルとカイユボット
Eye lebel
こんなクイズを出したことがある。「この写真はあるビルから撮影したものだが、カメラマンは何階から撮った?」 中には「そんなこと本人に聞かなきゃ分からないだろう ! 」という人もいた(笑)が、答えはもちろん「3階」。窓の線が水平になっているのが3階で、その線は遠くの地平線とも一致している。見ている人(撮っている人)の目の高さ(アイ・レベル)は地平線上にあるという遠近法の基本の問題だった。
印象派のカイユボットのこの絵はその関係がズバリ描かれている。向かいのビルの3階と4階の境の線が水平になっていて、その線上に見ている人の目の位置がぴったり合っている。地平線は見えていないが、それもこの位置にあるはずだ。
カイユボットは遠近法に忠実だったようで、他の絵からもそれがうかがえる。下左の絵は地平線がシルクハットの男の目を通っていて、他の人たちも遠いので小さく描かれてはいるが目の位置は全員そろって地平線上に乗っている。
しかしそれは全員が道路の上に立っているからで、しゃがんだり子供だったりすれば、地平線とはズレた位置にくる。下右の絵は、道路に立っている人の目は正確に地平線上にある(消失点がすぐ横にある)が、脚立に乗っている人は大きくズレていて、そのことが分かりやすい。
カイユボットは遠近法に忠実だったようで、他の絵からもそれがうかがえる。下左の絵は地平線がシルクハットの男の目を通っていて、他の人たちも遠いので小さく描かれてはいるが目の位置は全員そろって地平線上に乗っている。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿