2018年9月1日土曜日

縄文展 一万年の美の鼓動

JOMON    10000 years of prehistoric art in Japan

予想していたより何倍もすごかった。一万年前の人たちがすぐそばにいるかのようなリアル感が伝わってくる。(東京国立博物館、~ 9 / 2 )

この気狂いじみた発想はどこから生まれるのか、縄文人の頭の中を覗いて見たくなる。

縄文人が感じる美は今と変わらないように見えるから、美的感覚というものは教わるのではなく、人間に先天的に備わったものなのだろう。

今回の中でこれが最高だと思う。抽象化した人間らしい装飾がされた容器。造形が現代的で、とくに手の部分が3次元から2次元へつながっていくところなど相当高度だ。

抽象ばかりの中で唯一写実的なブタの顔があった。写実もできるぞと言っている(?)。

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