廃屋が好きで、あちこち探しては、写真に撮っている。とくに北海道には、そこらじゅう廃屋を見つけることができるので、毎年のように出かけている。もと漁師小屋だったり牧舎だったものが放置され、雪の重みで歪んだり屋根が抜けたりしているが、その造形がとてもおもしろく、絵の題材にしたくなる。また、積雪やさびれた海岸などとの組み合わせで、さびしくも、どこか懐かしいような風景が多く魅力的だ。集めたMy廃屋コレクションから代表的なものを紹介したい。
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2014年1月31日金曜日
2014年1月14日火曜日
眺めのいい店 in 横浜(その2)
横浜は中心部でも緑が多い。樹木に囲まれた気持ちのいいカフェを二つ紹介します。両方とも、わりとよく知られている店なので、ご存知の方も多いと思います。
「Au Jardin de Perry」@ 横浜開港資料館
昭和の初めにイギリス領事館として建てられたレトロな建物だが、現在は横浜の歴史を展示するミュージアムになっている。門を入ってすぐの庭園内にある喫茶室で、名前はペリー提督にちなんでいる。けやきの大木に囲まれていてとても落ち着ける店。
「Jack Cafe」@ 開港広場
上の開港資料館と道路をはさんだ向かい側にあるカフェ。ここも大木に囲まれていて、夏でも涼しい。特に5月には新緑がきれいで、オープンテラスでビールを飲みながらホットドックか何かで軽く昼食などして、とても気持ちよく過ごせる。
「Au Jardin de Perry」@ 横浜開港資料館
昭和の初めにイギリス領事館として建てられたレトロな建物だが、現在は横浜の歴史を展示するミュージアムになっている。門を入ってすぐの庭園内にある喫茶室で、名前はペリー提督にちなんでいる。けやきの大木に囲まれていてとても落ち着ける店。
「Jack Cafe」@ 開港広場
上の開港資料館と道路をはさんだ向かい側にあるカフェ。ここも大木に囲まれていて、夏でも涼しい。特に5月には新緑がきれいで、オープンテラスでビールを飲みながらホットドックか何かで軽く昼食などして、とても気持ちよく過ごせる。
2014年1月9日木曜日
眺めのいい店 in 横浜(その1)
横浜は高台が多く、また海に面しているので、眺めのいい店がたくさんあります。年のせいで味覚喪失ぎみの閑人が、味よりも眺め優先で店を紹介します。
●「The Cafe」@ ホテルニューグランド
山下公園の向かいにあるこの老舗ホテルは、ナポリタン発祥の地として有名。赤いテントの窓が印象的なカフェレストランで、いちょう並木を眺めながら元祖ナポリタンを食べることができる。
●「Atlantic」 @ ベイクォーター
横浜駅東口からすぐのベイクォーターは、海に浮かんだ大型客船のような外観。いい店がたくさんあるが、シーフードレストランの「アトランティック」はおすすめ。テラス席があるので、夏などに海を眺めながら食事をすると、ちょっとしたリゾート気分になれる。
●「Dolphin」 @ 山手
ユーミンの昔の曲「海をながめていた午後」のモデルになったレストラン。店内は4面すべてガラス張りで、歌詞にある「晴れた日には三浦半島が見える」のとおりの眺め。ランチをしながら、まさに海をながめながら午後のひとときを過ごせる。わが家から徒歩40分なので絶好の散歩コースでもある。
●「The Cafe」@ ホテルニューグランド
山下公園の向かいにあるこの老舗ホテルは、ナポリタン発祥の地として有名。赤いテントの窓が印象的なカフェレストランで、いちょう並木を眺めながら元祖ナポリタンを食べることができる。
横浜駅東口からすぐのベイクォーターは、海に浮かんだ大型客船のような外観。いい店がたくさんあるが、シーフードレストランの「アトランティック」はおすすめ。テラス席があるので、夏などに海を眺めながら食事をすると、ちょっとしたリゾート気分になれる。
●「Dolphin」 @ 山手
ユーミンの昔の曲「海をながめていた午後」のモデルになったレストラン。店内は4面すべてガラス張りで、歌詞にある「晴れた日には三浦半島が見える」のとおりの眺め。ランチをしながら、まさに海をながめながら午後のひとときを過ごせる。わが家から徒歩40分なので絶好の散歩コースでもある。
2013年12月25日水曜日
大岡川散歩(その2)
横浜市内を流れる大岡川沿いを、ひまにまかせて散歩しています。前回は河口近くを紹介しましたが、今回はもっと上流へ向かいます。
桜木町駅から20分位歩いた野毛のあたりの大岡川。両岸の並木が気持ちいい。画面右に端だけ見える2階建の建物は、”飲み屋の長屋” で、間口一間くらいの小さいバーやスナックが数十軒並んでいる珍しい場所です。
京急の弘明寺(ぐみょうじ)という駅のあたりの住宅地域を流れる大岡川です。春になると、両岸の桜並木がすばらしい場所です。
川の源流に行ってみました。JR洋光台駅からバスで少し行くと、氷取沢(ひとりざわ)という広い森が広がる地域があります。足もとをチョロチョロ流れるささやかな小川が源流です。ここが一時間たらずで行ける横浜市内とは思えない静けさです。
桜木町駅から20分位歩いた野毛のあたりの大岡川。両岸の並木が気持ちいい。画面右に端だけ見える2階建の建物は、”飲み屋の長屋” で、間口一間くらいの小さいバーやスナックが数十軒並んでいる珍しい場所です。
京急の弘明寺(ぐみょうじ)という駅のあたりの住宅地域を流れる大岡川です。春になると、両岸の桜並木がすばらしい場所です。
川の源流に行ってみました。JR洋光台駅からバスで少し行くと、氷取沢(ひとりざわ)という広い森が広がる地域があります。足もとをチョロチョロ流れるささやかな小川が源流です。ここが一時間たらずで行ける横浜市内とは思えない静けさです。
2013年12月16日月曜日
昔のダットサンに出会う
横浜の日産本社のショールームを通りかかったら、たまたま、レース仕様の初代ダットサンが展示されているのを見つけた。ひさびさで懐かしかったので写真に撮る。
この車は、恩師の佐藤章蔵氏のデザイン。氏は1950~1960年代にかけて、初代ブルーバードや、トヨタに移ってからは、かの有名なトヨタスポーツS800もデザインした。日本の自動車産業がまだ黎明期だった当時、オリジナル日本デザインの自動車を生み出したスーパーデザイナーだった。
この車は、恩師の佐藤章蔵氏のデザイン。氏は1950~1960年代にかけて、初代ブルーバードや、トヨタに移ってからは、かの有名なトヨタスポーツS800もデザインした。日本の自動車産業がまだ黎明期だった当時、オリジナル日本デザインの自動車を生み出したスーパーデザイナーだった。
氏はまた、クラシックカーの研究者としても有名で、1970年頃だったか「カーグラフィック」誌に連載で自筆の絵入りの記事を書いていた。取り上げるのは、車が最も美しかった時代といわれる1920年代の「ビンテージカー」で、絵は水彩で描いていた。カッコイイけど表面の鉄板しか描いていないレンダリングのような絵ではなく、車のどっしりした重厚感や気品が伝わってくる絵だった。当時、氏が実際にその絵を描いているところをそばで見れたのは、じつに幸運だった。
2013年12月14日土曜日
スケッチ:大岡川散歩(その1)
大岡川は横浜市の中央を南北に横切って流れる川です。最近、地元のことをもっと知ろうと思い、川沿いのあちこちを歩いてみています。その風景を河口のほうから順次スケッチで紹介したいと思います。
桜木町近辺の大岡川。都会の真ん中なので、道路や鉄道の橋がたくさんかかっています。まだ河口に近いので漁船(または釣り船?)の船だまりがあります。
大岡川は最終的に、みなとみらいのランドマークタワーのそばが河口で、海に注いでいます。中央奥が川で、手前が海側。典型的な横浜風景です。
桜木町近辺の大岡川。都会の真ん中なので、道路や鉄道の橋がたくさんかかっています。まだ河口に近いので漁船(または釣り船?)の船だまりがあります。
2013年12月11日水曜日
「フェルメールのカメラ」
「フェルメールのカメラ」
フィリップス • ステドマン著、鈴木光太郎訳
2010、新曜社
とても面白い本だったので紹介します。著者はイギリス人の建築家です。
フェルメールが絵を描く時、「カメラ • オブスクラ」というカメラを利用していたというのは、定説になっているようで、たいていのフェルメールの解説書にもそのことが書いてあります。それはボックス型をしたピンホールカメラですが、フェルメールに関する文書類の記録がほとんど残っていないため、これを実際にどのように使っていたのかは謎のままだったわけです。
当時の「カメラ • オブスクラ」には、ボッックス型の他に小部屋型というのがあって、光を遮断した暗室の壁の穴にレンズをはめて、その反対側の壁に映った像を部屋の中に入った人がトレースする、というものです。「カメラ • オブスクラ」というのは「暗い部屋」という意味なので、こちらが本家のようです。フェルメールが絵を描くのに使っていたのはこのタイプだというのが著者の仮説で、そのことを客観的に証明するために緻密な論証をしていく過程が書かれているのがこの本です。腕利きの探偵が物的証拠を集めて謎解きをしていくミステリー小説のようです。
証明のしかたをかいつまんで言うと、こうです。まずフェルメールの絵はほとんど室内画なので、絵から彼が画いた実際の室内空間を再現していきます。描かれている窓、床のタイル、壁にかかった絵、家具などを手がかりに透視図法を駆使して室内の3面図を作り、その中のどの地点が視点になっていたかを割り出します。ところが、どの絵も窓は2つないし1つしか描かれていないのに、実際の部屋には手前にもうひとつ第3の窓があったことまでつきとめます。こうやって再現された室内空間を検証するために、作った図面をもとに室内模型を作り、それを視点の位置に置いたカメラで写真を撮ります。その写真と実際のフェルメールの絵を重ね合わせるとぴったり一致したのです。
フェルメールがカメラを使って像をトレースしていたことが分かっても、それは別に「ズル」をしていたのではないのはもちろんです。他の人が同じことをやったとしてもあのようには描けないわけで、やっぱり彼の偉大さには変わりないでしょう。
なお、この内容は、http://www.vermeerscamera.co.uk で見ることができます。各作品の室内空間の再原図なども載っています。
フィリップス • ステドマン著、鈴木光太郎訳
2010、新曜社
とても面白い本だったので紹介します。著者はイギリス人の建築家です。
フェルメールが絵を描く時、「カメラ • オブスクラ」というカメラを利用していたというのは、定説になっているようで、たいていのフェルメールの解説書にもそのことが書いてあります。それはボックス型をしたピンホールカメラですが、フェルメールに関する文書類の記録がほとんど残っていないため、これを実際にどのように使っていたのかは謎のままだったわけです。
当時の「カメラ • オブスクラ」には、ボッックス型の他に小部屋型というのがあって、光を遮断した暗室の壁の穴にレンズをはめて、その反対側の壁に映った像を部屋の中に入った人がトレースする、というものです。「カメラ • オブスクラ」というのは「暗い部屋」という意味なので、こちらが本家のようです。フェルメールが絵を描くのに使っていたのはこのタイプだというのが著者の仮説で、そのことを客観的に証明するために緻密な論証をしていく過程が書かれているのがこの本です。腕利きの探偵が物的証拠を集めて謎解きをしていくミステリー小説のようです。
証明のしかたをかいつまんで言うと、こうです。まずフェルメールの絵はほとんど室内画なので、絵から彼が画いた実際の室内空間を再現していきます。描かれている窓、床のタイル、壁にかかった絵、家具などを手がかりに透視図法を駆使して室内の3面図を作り、その中のどの地点が視点になっていたかを割り出します。ところが、どの絵も窓は2つないし1つしか描かれていないのに、実際の部屋には手前にもうひとつ第3の窓があったことまでつきとめます。こうやって再現された室内空間を検証するために、作った図面をもとに室内模型を作り、それを視点の位置に置いたカメラで写真を撮ります。その写真と実際のフェルメールの絵を重ね合わせるとぴったり一致したのです。
フェルメールがカメラを使って像をトレースしていたことが分かっても、それは別に「ズル」をしていたのではないのはもちろんです。他の人が同じことをやったとしてもあのようには描けないわけで、やっぱり彼の偉大さには変わりないでしょう。
なお、この内容は、http://www.vermeerscamera.co.uk で見ることができます。各作品の室内空間の再原図なども載っています。
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