「At Eternity's Gate」
ゴッホ映画がまた来たので、さっそく観に行った。はじめ題名の意味が分からなかったが、見終わって理解できた。
ゴッホが外で描いていると、遠足の子供たちが通りかかり、「変な絵!」と叫ぶ。すると先生が「あんなの絵じゃありませんよ!」とたしなめる。世に受け入れられなかったゴッホを物語るシーンだ。
人が見えていないものを見つけ出して描くのが絵だと信じている。やがては誰もが自分と同じように見える時がくるはずだという信念で売れない絵を描き続ける。自分の絵で未来への門を開くのだ、というのが題名の意味。
今までのゴッホ映画が波乱の人生を描いた伝記映画だったが、この映画は初めてゴッホの絵画そのものに迫っている。
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