前回に続き本の紹介を。前から欲しかったベクシンスキーの画集を買った。表紙の作品は、うねる海に浮かぶ棺桶のような石の船、切り立った城壁の上部が崩れた廃墟で、そこからはみ出している動物の死骸のようなものは皮膚がはがれ血管がむき出しになっている・・・「終焉の画家」とよばれるとうり、怖い絵だ。日本にはなくて西欧文化の奥底にはっきりとある「恐れ」はいろいろな絵画にそれとなく現れるが、それを彼は直接的に生々しく描いている。
迫害の歴史を経験したポーランド人画家の叫びや祈りが聞こえてくる。もっと見たい方は→ https://art.vniz.net/en/beksinski/
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