Movie "Darkest Hour"
チャーチルの政敵だった前首相のチェンバレンとのバトルが話の軸になっている。今の定説では、チェンバレンはヒトラーとの宥和政策を進めた結果、ヒトラーの各国への侵略を許してしまったと批判されている。平和主義者のチェンバレンが戦争をもたらし、戦争主義者のチャーチルが平和をもたらしたというのが二人への現在での歴史的評価になっている。しかし映画ではそうなる前の現在進行形なので、実際はチャーチルが戦争の決断にかなり迷っていたことが分かって興味深い。奥さんが勇気ある決断をするよう叱咤激励したり、慣れない地下鉄に乗って、戦争か平和か、国民の声を聞いたりしたというエピソードが面白い。
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