昭和の匂いがよみがえってくる昔懐かしい映画ポスター。当時のポスターの多くは野口久光という人が描いていて、この人が映画ポスターのスタイルを作りあげた。高校の大先輩だが、東京芸大を出て映画会社の宣伝部に入り、昭和 40年くらいまで描き続けた。
こんな情感たっぷりの手描きのポスターはすっかり姿を消してしまった。フランス映画全盛の時代から、 CG 多用のハリウッド映画時代に代わったという映画自体の変化と無縁でないと思う。ちなみにこの名画6作のうち「第三の男」以外はフランス映画だ。
(写真:「野口久光 シネマ・グラフィックス」より)
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