2018年4月30日月曜日

日本のパステル画事始め

Origin of Pastel Painting in Japan

日本のパステル画事始めは明治・大正の頃、矢崎千代二と竹内鶴之助の二人の先駆者が欧州遊学から帰って、日本にパステル画を広め始めたことだという。それから 100 年後の今、パステル画の発展は隔世の感がある。
(現代パステル協会展、東京都美術館、〜5/2)


矢崎千代二「ヴェニス」1923年
竹内鶴之助「ロンドン郊外」1908年

2018年4月28日土曜日

廃屋を描く その2

"Abandoned 2"

これも3回目の描きなおし。少しはイメージに近ずいてきたか? 次の展覧会用。

Pastel,  Primed with pumice on board,  92 cm × 65 cm

2018年4月26日木曜日

廃屋を描く

"Abandoned"

存在感の強烈なモチーフだがなかなかイメージどうりにならない。3回目の描き直し。

Pastel,  Primed with pumice on board,  92 cm × 65 cm

2018年4月25日水曜日

2018 年 現代パステル協会展

Modern Pastel Society Exhibition 2018

明日から。(都美術館、4 / 26 ~ 5 / 2 )


2018年4月23日月曜日

プーシキン美術館展

Pushkin Museum Exhibition

毎年国内で開かれる企画展は印象派の回数が圧倒的に多い、と思って 調べたら去年 1年で 10 回くらい開かれている。でも印象派はもう腹いっぱいだから他のも見たい、という人も多いはずだ。実際、入場者数が 60 万人という驚異的な数で去年のトップだったのが「ミュシャ展」だったそうだ。

今やっている「プーシキン美術館展」も、日本市場に合わせた企画で、実質的には印象派展らしい。だがそれ以外にもオマケ的 ( ? ) な作品もあるようで、例えば個人的に好きなユベール・ロベールがあるそうで、やはり見に行こうと思う。(東京都美術館  ~ 7 / 8 )


2018年4月21日土曜日

図が地になり、地が図になる

Figure and Ground



普通は空が地で、木を図として描くが、これは、木や枯れ枝の間にできる空間の方を図として描いている。茶色の上に白を乗せていることからもそれがわかる。(アル・ブロワレット)




杭が図だが、杭と杭の間の隙間も図。両方の絡みあいが絶妙。
(アル・ブロワレット)



これは極端。光と影の両方が自分が図だと言って、せめぎ合っている。眼がハレーションを起こしそうで面白い。
(吉川龍)

2018年4月19日木曜日

風景の中の点景人物

Figure in Landscape

風景画の中に人物の点景を入れるのはなかなか難しい。へたをするとカカシが歩いているようなになり、点景で小さいとはいえ絵全体を不自然にしてしまう。うまい人の絵を見るとみんなに共通した描き方がある。手を描かない、脚はただの一本棒、服装や顔を描かない、など。それを一筆描き的にさらっと描いている。

(John Yardley)

(Frederic Wan)