Renzo Piano
関西国際空港が開業 30 周年を迎えたという報道があった。関空といえば思い出すのはなんといってもレンゾ・ピアノだ。昔、出来てまもない「ポンピドゥー・センター」を初めて見たときはびっくりした。レンゾ・ピアノの代表作だが、まるで建設工事中の鉄骨の足場がそのまま残ったようなデザインが衝撃的だった。巨大な「機械」のようで、美術館という概念を超えている。工業化時代をシンボライズしているモニュメントのように見えた。
脚光をあびたレンゾ・ピアノは、世界中の公共建築を手掛けるようになり、日本の関空もそのひとつだった。自分では関空に一度も行ったことはないが、写真で見ると、ポンピドゥー・センターと共通する設計思想を感じる。現在、「レンゾ・ピアノ展」が開かれているようだが大阪なので、見に行けないのが残念だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿