女性参政権運動の歴史について勉強になったが、映画としては普通。メリル・ストリープが運動の指導者役で登場し、女性差別反対の演説をしているのが、彼女のトランプ大統領批判と重なって面白かった。
「マグニフィセント・セブン」×
「七人の侍」へのオマージュ的な宣伝につられて観たが凡作。
「エゴン・シーレ 死と乙女」◯
モデルの日常のさりげない動作を「ストップ、そのままで」とビデオの一時停止みたい止めてスケッチする。シーレの人物に動きがある理由がわかる。また「死と乙女」で「乙女」役のモデルと絡み合っている「死」の役は本人で、鏡を見ながら描いている。彼は雇ったモデルは使わず、妹や恋人をモデルにしていた理由が分かる。そして女性を次々に替えていった理由も。
「沈黙 サイレンス」△
キリスト教の信仰というテーマにスコセッシ監督が真正面から取り組んでいる。読んでいないが遠藤周作の原作に忠実なようだ。たまたま10日ほど前に隠れキリシタン関連の世界文化遺産への推薦が決まった。
「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」×
「天才の謎が明らかに」という宣伝文句だったが、ほとんどが常識の範囲内の内容で期待外れ。強いていうと、弟子のサライという人が描いた「裸のモナリザ」という絵が面白かった。「え?」という感じの作だが、興味があればネットで検索を。
「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」◎
初日の初回上映で観た。またもティム・バートン流のイマジネーションが爆発している。
0 件のコメント:
コメントを投稿