2016年12月2日金曜日

江戸東京たてもの園

Edo-Tokyo Open Air Architectural Museum

小金井にある「江戸東京たてもの園」は江戸時代から昭和までの東京にあった古い建物を移築して集めた野外博物館だが、初めて行ってみた。

建築史の用語で「看板建築」という名前がついている建物が何棟かあり、これが面白かった。昭和初期にはやった商店建築のスタイルで、関東大震災の経験から、防火のために木造の表面に銅板やモルタルやタイルなどを貼った作りになっている。そのため表面がのっぺりしたところに色や模様をつけて看板がわりにする。横からの写真(右)で、昔ながらの木造家屋の表面の皮一枚だけを「モダン」にした、まさに「看板」なのがよくわかる。どこか懐かしく微笑ましいこういう店は、わりと最近まで見かけた気がする。





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