2026年1月19日月曜日

政党のロゴマーク

Logo-Mark 

ロゴマークは企業などの経営理念を視覚化するための視覚言語だが、ネット時代の今、政党でも政党の理念を表現するものとして重要になっている。


選挙直前の今、二つの党が合併したようだが、二つがくっついて何をしたいのか、その理念が伝わってこない。多分そんなものはないのだろう。それはロゴマークに現れている。二つの円が、少しずれながら重なっている。重なっていない部分が青色になっているが、重なった中央部分は白い空白だ。この政党名は「中道ナントカ」だそうだが、これでは「中道」ではなく「空洞」だ。


対するもうひとつの政党のロゴマークはこれ。「みんな仲良く元気よく」的で、政党としての政治的メッセージ性が何もない。保育園か何かのロゴマークのようだ。とがったことなど何もしないで、みんなに愛されていたい「保守」政党の性格がよく表現されている。





政党のロゴマークとして史上最も成功したのが、ドイツ労働者党(ナチス)の「ハーケンクロイツ」だった。もともと鉤十字は、「まんじ」と呼ばれ、古くから幸せのシンボルとして世界中で使われてきた。日本でもお寺のマークが「卍」だ。それはハネ部分が左向きだった。それをヒトラーは逆むきの右むきのハネにした。右むきの鉤十字は、反ユダヤ主義的なオカルト組織で人気のシンボルだった。ヒトラーはそれを自分の政党のロゴマークに使うことで、排他的なドイツ民族至上主義の政治メッセージをはっきり打ち出した。(これについて、松田行正「RED ヒトラーのデザイン」に詳しい)

0 件のコメント:

コメントを投稿