閑人の絵日記
2026年1月20日火曜日
隠れた眼を認識する
›
蝶の擬態のひとつに「眼状紋」という模様がある。天敵の鳥から身を守るためだ。鳥は横に並んだ二つの円を見ると、動物だと思ってパニックになるという。それを蝶は利用している。 鳥と同じく人間も、二つの円を横に並べた図形を見れば、人や動物だと感じる。人間は長い間の進化を経て、たくさんの...
2026年1月19日月曜日
政党のロゴマーク
›
Logo-Mark ロゴマークは企業などの経営理念を視覚化するための視覚言語だが、ネット時代の今、政党でも政党の理念を表現するものとして重要になっている。 選挙直前の今、二つの党が合併したようだが、二つがくっついて何をしたいのか、その理念が伝わってこない。多分そんなものはないの...
2026年1月18日日曜日
「水」の形
›
WATER 「かたちと人類」に「流水」という面白い項目がある。様々な地域の人々が「水」というものにどのように接してきたかが、絵文字の形によってわかるという。 上図右のギザギザは、古代エジプトの「水」を表す絵文字。毎年ナイル川の氾濫に苦慮していた人々は川の水位を常に気にしていた。...
2026年1月17日土曜日
雨の表現 日本と西洋
›
Rain n 広重の「東海道五十三次」の「庄野」は、豪雨の風景を描いた傑作だ。雨滴の動きが、斜めの細い線で描かれ、画面を埋め尽くしている。これは浮世絵の雨の表現としては普通の方法だった。 ジャポニズムの時代、浮世絵に憧れていたゴッホは、広重の模写をした。「雨の大橋」で、やはり雨が...
2026年1月16日金曜日
光と影の構図 エドワード・ホッパー
›
Edward Hopper エドワード・ホッパーのほとんどの絵で「光と影」が中心的な役割をしている。 この「海辺の部屋」は、がらんとした部屋の壁と床に強い光が差し込んでいる。光と影が作る幾何学的なパターンだけで絵を構成している。 同じくホッパーの代表作「朝日の太陽」は、起きたばか...
2026年1月15日木曜日
2点透視の街の風景
›
Two-Point Perspective 街の風景の絵は一点透視で描かかれることが圧倒的に多い。右のユトリロの例のように、画面中央に道路があって、両側に建物が並んでいる。画面中央に消失点が1個だけある1点透視だ。 逆に建物が画面中央にあって、両側に道路がある 2 点透視の例を...
2026年1月14日水曜日
アレッシのデザイン
›
ALESSI 前回、フィリップ・スタルクの「スーパードライホール」について書いたが、彼は建築以外にプロダクトもデザインした。もっとも有名なのが「レモン絞り器」で、曲線が美しいデザインだった。これもポストモダンデザイン全盛の1980 年代の作品で、イタリアの台所用品メーカーの「ア...
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示