「Return to Space」
イーロン・マスクは、トランプ大統領の請われて政府入りしたが、メチャクチャなことをして国民の大反発を受け、結局トランプとも大喧嘩してクビになった。このニュースが連日 TV で伝えられているが、そのイーロン・マスクの宇宙事業での功績を描いたのが、ドキュメンタリー映画「 リターン・トゥ・スペース」(NETFLIX)だ。半世紀前にアメリカが世界初の有人月面着陸に成功したが、その後は各国が続々と月面着陸に成功し、中国は月の裏側に着陸するまでになった。そこでイーロン・マスクは、月より難しい火星への民間宇宙旅行を最終目標にして宇宙開発ビジネスに挑む。だから題名の「リターン・トゥ・スペース」(Return to Space)は「もう一度宇宙へ」という意味だ。
映画のクライマックスは、国際宇宙ステーションへの宇宙船のドッキングだ。両方とも地球を周回しながらのドッキングだから、月面着陸よりも難易度は高いだろう。徐々にスピードを下げながら接近するが、失敗すれば今度の日本の月面着陸のような激突になってしまう。ついに成功し、乗組員が宇宙ステーションに乗り移るシーは感動的だ。
この映画は、開発過程の中で、何度もイーロン・マスクが登場してコメントする。NASA との共同事業ではあるが、資金提供しているイーロン・マスクが主導しているプロジョジェクトであることがよくわかる。またマスクがトランプ内閣に招かれたのはそのためだろうこともわかる。
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