Apollo 11
昨日(7 / 20)は「月面着陸の日」だったそうだ。あの頃、TV の衛星中継が始まったばかりで、ケネディ暗殺の映像をリアルタイムで見た。アポロ 11 号の月面着陸も生中継で見ていた。しかしあの映像は、あらかじめ映画スタジオで撮影しておいたものを、ニュースとして世界中に配信したものだという説が現在でも根強く残っている。
陰謀論者は、宇宙飛行士が月面を歩く映像は、ハリウッドのスタジオで撮影したフェイク映像だとして ”科学的な証拠” をあげている。例えば、月面には空気がないから風もないが、それなのに星条旗がはためいているのはおかしい、などだ。それに対して科学者が反論する。風がないからこそ、旗を立てた時の振動がいつまでも続いて、はためいて見えるのだという。このような真剣な議論が本になって出版までされているほどだ。
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」(2004 年)という映画は、この陰謀論をそのままネタにしたラブ・コメディだった。NASA の広報担当の女性が、国民の月への関心を高めようとたくらむ。そして月面着陸のフェイク映像をNASA の発射センター内に作った偽月面のセットで撮影する。・・といったおもしろい話だった。
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