「For No Good Reason」 Ralph Steadman
雑誌などでたまに見かけることのあるマンガだが、作者については知らなかった。「マンガで世界を変えようとした男」(2014 年)というドキュメンタリー映画を観て、イギリス人のラルフ・ステッドマンという人を知った。貧困、差別、暴力、戦争、権力の腐敗、などに対する抗議をテーマにしていて、マンガというより「カリカチュア」(戯画)というほうがふさわしい。”毒” のある社会批判という点では、バンクシーと同じだが、彼の表現には優しさとユーモアがあるのに対して、ステッドマンはもっと”毒々しい”。そして画力の高さに感心する。
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