閑人の絵日記
2019年12月31日火曜日
ドガの未完成作品
Degas
もう終わってしまったが、「コートールド美術館展」で、ポスト印象派巨匠の未完成作品のコーナーがあった。その中で2点のドガが印象に残っている。どちらも女性を逆光で描いて、顔の表情は見えないが、完成でどうなるかを想像させてくれる。それとも、光の効果を追求していたドガだから、これは研究のための試作品で、初めから完成させるつもりはなかったのだろうか? こういう試みが後に、ライトで照らされている舞台の踊り子の絵につながっていったのかもしれない。
(写真:図録より)
「傘をさす女性」
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