2016年7月2日土曜日

工場のイメージとギーガー

A image of plant and Giger

工場が好きであちこちへ見に行くが、あまり「萌え」ない。実際には銀ピカの近代的工場なのに、配管が複雑に絡み合った様子が生き物の内臓のように見えたりする。そんなあまり気持ちのよくないイメージを表現したいと思い写真加工でやってみた。


写真の表現力ではこんな程度だが、絵画ではもっとすごいのがある。スイス人の画家ギーガーは機械のイメージで気持ち悪い生き物を描いた。映画「エイリアン」(第1作)の例のグニュグニュ、ヌメヌメのエイリアンのデザインも彼だ。機械と生物が入り混じった表現を「バイオメカニクス」と呼んでいたが、すごい不気味さで、以来エイリアンものの映画は観れなくなった。近々「ギーガー展」があるようで(銀座ヴァニラ画廊、7 / 25 ~)こちらは怖いもの見たさで見に行こうと思う。


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