楽天的な未来社会
下の3つは1968年に刊行された「イノベーション」というシド • ミードの初期の画集にのっている絵。すでに50年も前になるが、この時代、ベトナム戦争の泥沼化や、公民権運動、自動車の公害問題、などアメリカ社会にさまざまな矛盾が表れはじめた頃だったが、一方でアポロ計画という未来への夢があったり、まだアメリカの自動車産業は世界一だった。そのような背景をもとに、この本でシド • ミードは「イノベーション」というタイトルどうり、技術の進歩がもたらす明るい未来社会を楽天的に描いた。若い頃、この絵を見て、イマジネーションの豊かさと、驚異的な絵のうまさに単純に驚き、あこがれたものだった。
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