Brain Dominance
最近「制脳権」という恐ろしい言葉が使われ始めたようだ。しかし昨今の状況を見ると、うまいことをいうものだと思う。今までの戦争は「制空権」や「制海権」の争いだったが、認知戦の現代は、相手国民の脳を奪う「制脳権」の時代になったという意味だ。例えば『日本は今新しい軍国主義が復活している』という認知戦攻撃を受けている。日本の世論を分断させて「制脳権」を奪おうとする。
なぜ日本はこのような攻撃を受けやすいのか。フランス人の歴史学者のエマニュエル・トッドの次のような言葉が参考になる。
『アメリカ人が広島や長崎について謝罪を拒否するなかで、日本人は南京事件について絶えず謝罪を求められてきた。そして日本人は、戦争を始めたことへのトラウマから、強い贖罪意識を抱えている。だから日本は戦後、営々として平和主義国家としての努力をしてきたにもかかわらず、日本人はそのことを口に出して言えないでいる。』
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