Alfred Stieglitz
19 世紀末、アルフレッド・スティーグリッツは、「芸術としての写真」で、写真家として国際的な評価を得た。多くはニューヨークの風景をモチーフにして撮った。冬の澄んだ空気の中でそびえ立つビルや、濡れた雨の歩道に映る光や、樹木や人物のシルエットなど・・
このように、霧に煙ったような雰囲気や、どことなく曖昧な画面、光と影のコントラストなどの、詩的な情感を引き起こす絵画的な写真だ。
スティーグリッツは、たまたま見かけた風景をスナップ写真的に撮るのではなく、あらかじめ構図を決めておいて、その場に待機して、天候や光の具合が自分のイメージ通りになるまでじっと待ったという。
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