「Five Came Back」
この映画は、ハリウッドの巨匠監督5人の第二次大戦中の活躍を描いたドキュメンタリーだ。5人はいずれも志願して戦場へ行って映画を撮った。それらの戦争ドキュメント映画や戦争プロパガンダ映画は、戦争に無関心だったアメリカ人の戦意高揚に大きな役割を果たした。(5人と当時の作品)ジョン・フォード 「ミドウェー海戦」
ウィリアム・ワイラー 「メンフィス・ベル」
ジョン・ヒューストン 「アリューシャンからの報告」
ウィリアム・ワイラー 「メンフィス・ベル」
ジョン・ヒューストン 「アリューシャンからの報告」
フランク・キャプラ 「我らは何故戦うのか」
ジョージ・スティーブンス「ダッハウ強制収容所」
この映画は、5人が戦争の悲劇を目の当たりに経験したことで、戦後になるとそれぞれの作風が大きく変化したことに触れている。彼らの映画が戦争に大きく影響を与えたと同時に、戦争が彼らに大きな影響を与えた。
ウィリアム・ワイラーは、自らの体験をもとに、復員兵の苦悩をテーマにした社会派ドラマ「我らの生涯の最良の年」を作った。
ジョン・ヒューストンは、「白鯨」などの文学作品の映画を撮った。
フランク・キャプラは、コメディ的な作風だったが、戦後はハートウォーミングな「素晴らしき哉、人生」を撮った。
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