M.C.Escher
前回の続き。「エッシャー完全解読」の第2章で、有名な「物見の塔」を解析している。
この絵は、「ネッカーの立方体」を元ネタにしているというのは有名だが、絵の左下に「ネッカーの立方体」をいじっている若者を描くことで、エッシャー自身もそのことを認めている。しかし漠然と見ているだけでは、その不可能図形を使ってなぜこんなにいかにもありそうな自然な絵を描けたのかはわからない。それをこの本は、手品師のトリックを暴くように解析している。簡単にそれを紹介することはできないので、図だけを示しておく。関心のある向きは本を読んでいただきたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿