Anti-Vaccine movement
”またトラ” の閣僚人事が物議を醸しているが、そのひとりが厚生長官に起用されたロバート・ケネディ・ジュニアで、ケネディ元大統領の甥だ。この人は反ワクチン運動家として有名で、コロナのパンデミックの時も反ワクチン情報を SNS で発信し続けた。ワクチンに関するその情報は科学的な根拠のないいい加減なものだが、たくさんの人が信じている。
コロナワクチンを接種すると、死亡する人が多いとか、不妊になるとか、自閉症になるとか、いろんなデマ情報をバラ撒いている。イギリスのある調査会社によれば、このような SNS を通して反ワクチン運動をして大きな影響力を持つ人はわずか 12 人のインフルエンサーだという。彼ら全員が、ワクチンに代わる治療薬やサプリメントを売ることで数億円もの莫大な利益を上げている人たちで、反ワクチン運動はそのビジネスのためなのだ。ロバート・ケネディ・ジュニアもその一人で、3億円以上稼いでいるという。
日本でもコロナワクチン危険論が SNS 上で溢れている。最近は特に日本で開発された新型ワクチンが危険だと煽っている。このワクチンを日本だけがいち早く承認したのは、政府と製薬会社が結託した陰謀だと主張する。ところがアメリカと同じで、そのもともとの発信元は「反ワクチンビジネス」で儲けている人たちだ。
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