War Museum YUSYUKAN
終戦の季節8月には靖国神社へ行ってみる価値がある。参拝のためではなく、付属の軍事博物館「遊就館」見学のために。
「零戦」や「回天」などの特攻兵器が多数展示されていて、戦争の「リアル」を実感できる。「回天」はいわゆる人間魚雷で、巨大な潜水艇全体が爆弾の塊だが、その隙間に乗った乗組員1人が操縦する。だが、脱出装置はないので、乗ったら最後、攻撃の成否にかかわらず、必ず死ぬ。
戦死した兵士たちの遺品や、家族にあてた手紙なども展示されている。ただしこれらはあくまでも、「お国のために戦って散った兵士たち」という美化の立場での展示であり、「戦争の犠牲になって死んだ兵士たち」という立場ではない。靖国神社だから当然だが。
アメリカ人の団体観光客が驚くほどたくさん来ている。館のガイドが説明しているが、アメリカの兵士も特攻兵器でたくさん殺されているのだから、それをどう説明しているのか、興味があった。しかしそばで立ち聞きしようとしたら、すぐに追い出されてしまった。ということは・・・
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