2019年12月12日木曜日

「窓展」に無かった「窓」の絵

「The Window    A Journey of Art and Architecture through Windows」

「窓展」は「窓」を切り口に、絵画・写真・映像・インスタレーション・建築など、あらゆるジャンルの作品を集めた面白い企画展。(国立近代美術館)それだけに絵画は少なかったので、展示の無かった「窓」の絵を思いつくまま追加してみた。(ポスターの絵はマティス)







キャスパー・ダヴィッド・フリードリッヒ
窓は風景を切り取る額縁の役割をするが、人物を描くことで、一層「額縁の絵を見ている感」が強まる。

ヴィルヘルム・ハンマースホイ
孤独で静かな室内が、窓の光だけで外と繋がっている。

ギュスターブ・カイユボット
眺める窓。

ピエール・ボナール
風景画と静物画を融合させる窓。

ポール・デルボー
窓の内と外の奇妙な関係が作る、夢のような不思議な世界。

M. C. エッシャー
外に見える道路が手前のテーブルにつながっている視覚トリック。内と外を区切らない窓。

アンドリュー・ワイエス
ずばり「窓」

エドワード・ホッパー
男が外を眺めているが、それをもう一つの窓から眺めている。内→外、外→内の二重構造。

ルネ・マグリット
キャンバスに描かれた風景がリアルで、窓外の風景との区別がつかない。それともキャンバスが透明なのか?

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