絵に描かれている光の方向は、80% が左からという統計データがあるそうだ。「視覚心理学が明かす名画の秘密」(三浦佳世)という本で、右光源の絵は不思議な感じがするから左光源がよく、右光源にするのは劇的だったり不安感だったりの非日常的な場面を描く場合だ、と言っている。その例として日常的な情景を左光源で描いたフェルメールと、非日常的な場面を右光源で描いたカラヴァッジョをあげている。そして「右か左か、それが問題だ」と強調している。
(左側がオリジナルで、右側が左右反転。上から、ホーホ、ワイエス、ホッパー)
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