閑人の絵日記
2018年5月6日日曜日
モンドリアンの具象から抽象へ
Mondrian
モンドリアンといえば抽象絵画の元祖だが、初めは普通に具象で、例えばリンゴの樹を写実的に描いていた。やがて『美の対象はいつも対象の特有な外観によって
妨げられる
。だからあらゆる具象から対象を抽象化する必要があるのだ。』と言うようになったそうだ。目の前にある樹の美しさを描くなら写実でいいが、樹すべてに普遍の美しさを描こうとすると、目の前の樹の美しさは邪魔になるというわけだ。なぜ具象から抽象へなのかがとてもわかりやすい。
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約20年にわたるこのような道のりを経て、最終的にこの有名な作品(1930年)のような究極の抽象に到達した。
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