閑人の絵日記

2024年1月29日月曜日

坂倉準三のパリ万博「日本館」

›
 Junzo Sakakura 坂倉準三は好きな建築家の一人で、地元の神奈川県立近代美術館(今は他の美術館に変わっている)へよく見にいく。この建物はコルビジェの国立西洋美術館の影響を受けている(実際に数年間弟子入りしていた)が、自然環境との一体感を強く意識したデザインという点でと...
2024年1月26日金曜日

映画「マーシャル・ロー」

›
「The Siege」 「マーシャル・ロー」は、ニューヨークに住むイスラム教徒の姿を描いた映画で、アラブ系テロリストによる相次ぐテロ事件に直面するFBI 捜査官を描いている。この映画は2001 年の 9,11 多発テロ事件より3 年前の1998 年公開で、事件を予見していたかのよ...
2024年1月22日月曜日

「アメリカン・ニュー・シネマ」はなぜ短命に終わったか?

›
American New Cinema  1970 年前後の約 10 年間、アメリカ映画に革命を起こした「アメリカン・ニュー・シネマ」は 10 年ほどであっという間に消えてしまった。それは一瞬の輝きだった。 当時のアメリカは、ベトナム戦争や公民権運動、カウンターカルチャーなど多く...
2024年1月20日土曜日

「耐震補強」コレクション

›
Earthquake Reinforcement  建てた時は美しかった建物が台無しになってしまったり、内側にいる人にとっては閉じ込められた感になる邪魔者だが、年老いた建物の延命治療とあれば仕方ない。 完全武装で鉄壁の守り。横浜市の某区役所庁舎。 ”後付け”感の無い美しい例。 純...
2024年1月18日木曜日

「室外機」コレクション

›
 Outdoor unit of the air conditioner タウンウォッチング的に街を歩いていると、いやおうなく室外機が目に付く。目ざわりで景観的にあまりいいものでないし、近くを通ると風を吹きかけられたりする。どちらかというとあまり好かれる存在ではない室外機のコレク...
2024年1月16日火曜日

「鉄骨」コレクション

›
Steel Frame 街で見かけた鉄骨の構造物。コンクリートのマッシブな形とは違う魅力的な造形が多い。 建設中のビル。鉄筋の”スケルトン感” 。 コンクリートの皮膚がない骨がむき出しの工場。 川崎の工場地帯で見かけた工場。鉄骨を組み上げた要塞のような塔。 川崎のある商業施設のホ...
2024年1月14日日曜日

「配管」コレクション

›
Piping  街を歩いていると、ガスや水道や排気などの配管を見かける。普通は建物に埋め込まれている配管だが、古い建物では外にむき出しになっていたりして、面白い造形を生んでいる。あるいは工場では、複雑な配管の ”機能美” が見られる。そんな配管のコレクション。 ラーメン屋の裏側の...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示

自己紹介

斎藤共永
詳細プロフィールを表示
Powered by Blogger.