閑人の絵日記

2022年9月29日木曜日

パレイドリアの絵画

›
 Pareidolia Painting 心理学で「パレイドリア現象」というのがある。雲を見ているときや、壁のシミを見ているとき、何かの物や人間などに見えることがある。ある種の認知症の患者は、普通の人以上に幻影が見えるのが特徴とされ、花の写真を見せて、何が見えるか尋ねると、「あ、...
2022年9月26日月曜日

アトウッドの「侍女の物語」

›
「THE HANDMAID'S TALE」  この世界的ベストセラーをもう一度読み返したが、やはりすごい小説だ。 架空の国「ギレアド」を舞台とした近未来の物語で、キリスト教原理主義者がクーデターを起こし、政権を奪取する。出生率の低下に危機感を抱いている彼らは、すべての女性...
2022年9月21日水曜日

焚書と、本を守る人たち

›
Book Burning ノーベル文学賞の日本人受賞候補者の一人にあげられている小川洋子の「密やかな結晶」は海外でも人気が高く、アメリカで映画化が進んでいる。架空の強権独裁国家が舞台で、物が次々に消滅していく。その物が消滅すると、それにまつわる人間の記憶も消滅させられる。いつまで...
2021年4月5日月曜日

映画「パンドラ」に登場するキリコ風の人物画とマン・レイの肖像写真

›
 Movie「Pandora and the Flying Dutchman」 「パンドラ」( 1 9 5 1 年)は、 7 0 年も前のクラシック映画で、 いかにもその時代らしいハリウッド調メロドラマだが、構成が凝っている。「パンドラの箱を開ける」という言い方は、封じられていた...
2021年4月3日土曜日

「ヒコーキと美術」展 横須賀美術館

›
Arts in the Age of Airplane 飛行機の機能美やスピード感をモチーフにした絵画の展覧会だが、戦中も現在も海軍基地のある横須賀のゆかりで、戦時中の戦争画が中心になっている。 「九州上空での体当たり B29 を撃墜」(1945 年、中村研一)
2021年4月1日木曜日

映画「ノマドランド」

›
"NOMADLAND"  コロナ禍で、映画はこの一年間休眠状態だったが、やっと新作が来た。今年のアカデミー賞確実だという。たしかにおすすめの映画だ。 リーマンショックで職も家も夫も失った女性が、キャンピングカーで放浪生活を始める。補助教員だった彼女が教え子と出...
1 件のコメント:
2021年3月30日火曜日

ボナールの鏡の絵

›
 Pierre Bonnard ピエール・ボナールは、「鏡の画家」と呼ばれることもあるくらい鏡の絵が多い。特に有名なのは「逆光の裸婦」で、この絵には4枚の鏡が描かれている。モデルが映っている化粧台の鏡、黄色い壁に掛かっている三面鏡、右端の縦長の姿見(下のほうにうっすらソファが映っ...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示

自己紹介

斎藤共永
詳細プロフィールを表示
Powered by Blogger.